おうちの前にローズマリーを地植えしてます。ローズマリーの育て方は難しくないので、ガーデニング初心者の方にもおすすめのハーブです。
ローズマリーは爽やかな香りで私の大好きなハーブのひとつです。お料理はもちろん、ローズマリー水などはお肌にも使えますし、最近はマスクスプレーを手作りしたりしています。
自分で育てたローズマリーを、いろんな方法で生活に取り入れて楽しむのってちょっとワクワクしませんか?
ローズマリーってどんな植物なのか、その使い方などをご紹介していきたいと思います。
ローズマリーってどんな植物?
ローズマリーは常緑低木。爽やかな香りが特徴です。
属名(Rosmarinus)がラテン語のros(露)+marinus(海の)に由来するように、元来は海岸に自生する植物です。比較的乾燥にも強く、風通しの良い日なたを好みます。
ローズマリーはいろんな種類があり、11月~5月にかけてたくさんの小さな花が咲きます。
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ローズマリーの効能、効果は?
昔から薬草として使われたり、若返りのハーブとして用いられてきたローズマリー。
ローズマリーにはロスマリン酸というポリフェノールの一種が多く含まれています。ロスマリン酸は強力な抗酸化成分があり、エイジングケアにうってつけ。
またローズマリーはその爽やかな香りで頭をすっきり目覚めさせてくれたり、集中力を高めてくれる効果があります。寝起きや、仕事中のアロマとしても向いています。
さらに殺菌作用が強いので、風邪の予防にも向いています。
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〈効果・効能〉抗炎症、抗菌、抗ウィルス、抗酸化作用、発汗、収れん、血液循環促進
ローズマリーはたくさんの効果があり、使い方もいろいろ。楽しみながら上手に使いたいハーブですが、注意点もあります。
子宮収縮の作用がありますので、妊娠中・授乳中の方は使用しないでください。
また体質によっては、アレルギー反応を起こす場合がありますので、ご注意ください。
ローズマリーの育て方は?
ローズマリーは丈夫で育てやすいハーブです。特に暖かい時期はどんどん成長するので、割と遠慮せずに収穫でき、たっぷり使うことができます。
種から育てる場合は4~5月ごろまたは、9~10月ごろが適期ですが、同時期にポット苗も販売されていますので初心者の方は苗から育てるのがおススメです。
ローズマリーは鉢植えでも、地植えでも育てることができます。
どんな場所で育てる?
ローズマリーは日当りの良い、水はけ、風通しの良い場所を好みます。
霜には弱いので、気温が0℃を下回る地域では鉢をおうちに入れてあげる方がよいでしょう。
水やりのタイミングや肥料は?
鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりとお水をあげましょう。できれば朝のうちがベストです。
地植えの場合は、植えた時にはたっぷりと水をあげて、あとはほぼほったらかしで大丈夫です。
肥料はあまり必要ありません。あげる場合は、ゆっくり効くタイプの肥料を株から少し離した場所にあげてください。
ローズマリーの増やし方は?
ローズマリーは、挿し木で増やすことができます。挿し木は、5月ごろまたは10月ごろが適期です。
若い元気な枝を5~10センチほど切り取ります。
コップに3センチほど水を入れて、1時間ほど水につけておきます。
土に挿します。土が乾燥しないよう注意しましょう。
3~4週間ほどで根がでます。
または、コップに枝をさして部屋に飾っておき、白いひげのような根っこがでてきたら、土に植えてあげます。
いつ摘み取る?
気がついた時に、傷んだ枝を取り除いてあげたり、枝葉がしげって混み合っている部分があれば風通しがよくなるように切ってあげましょう。
花が咲いている時期は、咲き終わった花の枝を切ってあげましょう。
いつでも使えるのがローズマリーの魅力ですが、一番いい香りを楽しみたい方は、開花前の朝に収穫するのがおススメです。
ローズマリーの保存方法は?
たくさん収穫できた時には、乾燥させてビンに入れておけばドライハーブとしていつでも使うことができます。また冷凍保存もできます。
ドライローズマリー
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収穫したローズマリーを軽く洗って、乾燥させます。
少量ずつ束ねて、逆さにつるします。
できるだけ香りを逃がさないために、短時間で乾燥させます。天日にはあてずに、室内の風通しの良いところにつるします。エアコンなどの風をうまく利用しながら、3~5日くらいでカラカラになるまで乾燥させましょう。
冷凍ローズマリー
収穫したローズマリーを軽く洗って、水気がなくなるまで乾かします。
小分けにしてラップか冷凍保存用袋に入れて冷凍庫へ入れます。
1か月くらいはよい香りを持続します。
ローズマリーの利用方法は?
伸びた枝を適宜摘み取って、またドライ、冷凍などいろいろな保存方法で、さまざまな用途に使うことができます。
ローズマリーの消臭剤
玄関、冷蔵庫、トイレなどに置くと空気もリフレッシュ!
〈材料〉
ガラス瓶などの容器
重曹 適量
乾燥ローズマリー 適量
〈作り方〉
乾燥させたローズマリーの葉を枝から取ります。
重曹とローズマリーを混ぜて、器に入れて完成です。
簡単ですね。重曹が固まってきたら湿気を吸った証拠ですので取り換え時です。香りがしなくなったら、お手持ちのアロマオイルを数滴たらすとまた香りを楽しめます。
小さなお子さんがいたり、中身がこぼれるのが不安なときは、ガーゼなど目の粗い布や不織布などでふたをしておくとよいでしょう。
ローズマリーオイル
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ローズマリーの香りを楽しめるオイルはドレッシングにしたり、マリネ液としても使えて、ローズマリーの香りを簡単に料理で楽しむことができます。
〈材料〉
オイル(オリーブオイルや菜種油など)
ローズマリー
保存容器
〈作り方〉
容器を煮沸消毒しておきます。
収穫したてのローズマリーなら、洗って水気をよく乾燥させてからオイルに漬けて冷暗所に置いておくだけ。
2週間くらいでローズマリーオイルの完成です。バジルなど他のハーブと合わせても。
入浴剤
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浴槽に、ローズマリーを茎ごと数本入れます。ぬるめのお湯でゆっくり浸かって、深呼吸してみましょう。ローズマリーには、不安を取り除くリラックス効果があるのでお風呂にぴったりです。
ローズマリーには収れん効果もあるので、お肌がつるつるになります。
このときローズマリーを洗濯ネットに入れると後片付けが楽です。
蛇口から出したお湯やシャワーに直接ローズマリーを当てたり、揉んだりすると香りがよく立ちます。
芳香剤
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ローズマリーを数本をまとめて、トイレのタンク上の水が流れるところにおいてみてください。
水を流すたびに、ローズマリーに水が当たって香りが立ちます。
見た目もなんだかおしゃれな感じになるので、お客様が来る日にもおすすめです。
マスクスプレー
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マスクをしているとなんだか息苦しさを感じたり、もわっと蒸れた感じがしたり。すっきりしたいときにおススメなのがマスクスプレーです。
〈材料〉
ローズマリー
お好みのアロマオイル(あれば)
スプレー容器
〈作り方〉
ローズマリー数本を水で軽く洗ってから、お鍋に入れて2~3分煮ます。
冷めたら消毒しておいたスプレー容器に入れます。
お好みのアロマオイルがあれば数滴入れます。
ペパーミントオイルを入れると、スーッとして気持ちいいです。保存料が入っていないので1週間くらいで使い切ってください。
煮出したローズマリー液が残ったら、お風呂に入れて入浴剤になります。
まとめ
ローズマリーって、なんだか可憐なひびきだと思いませんか?
可憐な名前ですけど、実はとても丈夫で育てやすいハーブで、ほんとうにいろいろ使えるのが魅力です。
ぜひローズマリーを暮らしに取り入れてみてくださいね。
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